変額個人年金保険の比較ランキング「ハートフォード VS アリコ」

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変額個人年金保険の比較ランキング「ハートフォード VS アリコ」



変額個人年金保険の比較ランキング、記念すべき?最初の対決は、変額個人年金で国内シェアNo.1を誇るハートフォード生命と、医療保険のCMで知名度抜群のアリコの勝負です。


2009年4月12日現在、ハートフォードには5つ、アリコには3つの変額個人年金保険の商品がありますので、まずは各社ごとに一つに絞らないことには比較のしようがありません。


ハートフォード生命の5つの変額個人年金保険のうち、私なら『アダージオ プラス5』を選びます。この商品は運用実績が悪く、年金開始時の資産が一時払い保険料を下回った場合でも、その105%が保証されるというものです。逆に、運用が好調で年金開始時の資産が一時払い保険料の120%まで増加していたとしても、なぜか5%プラスされ125%の年金を受け取れます。


ハートフォードの変額個人年金保険はどの商品も何かしらの方法で元本保証され、支払った保険料が受け取る総額を下回ることがないように設計されています。商品毎の違いは、その保証の仕方であったり、お金の増え方の設定の違いによるものです。


『ライジング インカム』は年金額が5年毎にアップしていく変額個人年金保険です。一見魅力的な商品なのですが、結局は日本人の平均寿命に近い84・85歳あたりで、支払った一時払い保険料に到達するように計算されて分配されているだけです。


なので、例えば1000万円を一時払いしても、最初の5年間は年金額は20万円台だったりするんです。つまりはだんだん年金額が上がるように見せるために、最初の年金額が抑えられているわけです。


受取方法を変更しない限りは、基本的に一生涯年金が受け取れる商品ですので、長生きすればするほど受け取る金額は増加していき、お得感もあります。長生きすればするほど、蓄えは減っていくでしょうし、それを補う形で個人年金の額が増加していくという、その仕組み自体は素晴らしいと思うのですが、私・・・たぶんそんなに長生きしないでしょうし、はじめの年金額が少なすぎてストレスを感じそうなので、私なら『ライジング インカム』は選びません。


『アダージオ マイゴール』『アダージオ3WIN』は目標値設定型の変額個人年金保険です。


普通は、例えば10年という運用期間を定めて、その期間が終了した時点での資産残高で、受け取れる年金額が確定します。ですから、たとえば7年経過した時点で運用実績が150%くらいの好調を維持していたとしても、10年経過後のその時点で105%に悪化していたとしたら、当然、そちらの資産残高で年金額が確定してしまいます。しかし目標設定型で150%と設定していたとしたら、7年経過時の150%で運用は停止され、年金額を確定することができるのです。


こう話すとメリットばかりの気がしてしまいますが、逆に7年経過時に150%、10年の運用期間終了時には170%の運用実績となっていたら、150%の目標設定では損をすることになります。


私はこういう・・・何と言うか、気分が落ち着かない要因になりそうな変額個人年金保険は好きじゃないんです。運用実績がどう振れるかは誰にも分からないのですから、どの目標値を選んだら一番得をするのか、あるいは損をするのか、結局分かりません。


運用期間中は目標に達するかどうかが気になるし、目標を達成したらしたらで、「もっと他の目標値にするば良かったかも」なんて気にしてしまいそうです。年金の受取を開始してからも、「これで良かったのかな」とか引きずりそうなんですよね・・・私の場合。


だったら、『アダージオ プラス5』でとにかく最低でも105%を受け取れる安心感を土台にして、「あとは神のみぞ知る」と居直ることで、精神的に安定したいです。はい。


ですので、私は『アダージオ マイゴール』『アダージオ3WIN』は選びません。他社の変額個人年金保険でも目標設定型は選ばないでしょう。


ハートフォード生命の変額個人年金保険、最後の一品は『アダージオV3』です。これは運用期間中も「特別払い戻し金」というお金が毎年受け取れるというものです。一見、嬉しいシステムだと思ってしまいますが、「特別払い戻し金」を受け取れば、その分収益率・貯蓄性は落ちてしまいます。


医療保険における健康ボーナスや、学資保険における子供の医療保障特約などと同じで、本来の目的以外の機能を保険に持たせると、結局は本来の機能を削ることにつながりますので、私はこういう保険を良しとしません。したがって、私なら『アダージオV3』は選びません。


というわけで、長くなりましたが、まずはハートフォード生命の変額個人年金保険からは『アダージオ プラス5』が選出されました。


では次にアリコの変額個人年金保険の商品群を覗いてみましょう。

アリコの場合は、外貨建ての『RegulussV』と、投資型の『北斗七星』『もうもらえて一生涯』の3つが変額個人年金保険としてラインナップされています。


外貨建ての個人年金については、他のカテゴリでまとめてお話しますので、残るはあと2つになりますが、『北斗七星』は元本保証がないので即却下。そうすると、自動的に『もうもらえて一生涯』となります。


なので、今回の比較ランキングはハートフォード生命の『アダージオ プラス5』と、アリコの『もうもらえて一生涯』の対決となります。


比較ポイントですが、ハートフォードは年金の受取方法が、有期の確定年金にしろ終身年金にしろ、支払われる年金額は定額です。それに対して、アリコは基本的に終身年金となっていて、その支払い方法は逓増型。だんだんと年金額が増えていく方式です。


先ほど、ハートフォード内の商品比較のところでお話したように、この方式は、おおよそ日本人の平均寿命である年齢あたりで、支払った保険料と受け取った年金総額が同じになるように設計されています。なので、初めの頃はもらえる年金額がかなり抑えられます。長生きすればするほど、受け取る年金額は増加するので、得をする場合もありますが、自分がどのくらい生きるかは、まさに神のみぞ知る、です。


繰り返しになりますが、私はこういう逓増型の終身個人年金は好きではありません。自分の寿命という「超・不確定要素」と年金を絡めるのが合理的ではないですし、はじめの年金額が少なすぎてストレスを感じそうなので、もうこの時点でハートフォードの『アダージオ プラス5』に軍配が上がります。


基本的に終身の年金というのは、公的に保障されるべきものだと、私は考えていますので、ハートフォードを選ぶにしろ、受取方法は有期の確定年金にすべきだと思います。


加えてダメ押ししておくと、アリコの『もうもらえて一生涯』でも有期の確定年金に移行できるのですが、その場合は支払った保険料は保障されないそうです。105%保証されるハートフォードの『アダージオ プラス5』とは、ここでも差があります。


なので、この勝負、ハートフォードの勝ち!です。


ただ、ハートフォードは運用期間が10年必要なのに対し、アリコの『もうもらえて一生涯』はその名の通り、最短1年の運用でOKです。また年金支払い以後も運用が続行されるので、個人年金保険の検討・準備が遅れた方には、最適の商品と言えることも、付け加えておきます。

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