変額個人年金保険の比較ランキング「マニュライフ生命 VS 三井住友海上メットライフ」

当サイト管理人が個人年金を止めた理由がコレです。
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変額個人年金保険の比較ランキング「マニュライフ生命 VS 三井住友海上メットライフ」



変額個人年金保険の比較&ランキング、今回はマニュライフ生命と三井住友海上メットライフの対決です。


・・・いや〜疲れました。マニュライフ生命のサイトは商品の比較がしづらいです。保険商品のラインナップページから、資産形成(セカンドライフ資金等)のところを見てみて下さい。


ズラ〜ッと変額個人年金保険が並んでいます(一部医療保険などとの複合商品も混じっています。)。・・・これを見た途端、嫌な予感がしました。


たいていの保険会社は同じ仕組みの変額個人年金保険を、取り次ぎ窓口である金融機関により商品名を変えて販売しています。三井住友海上メットライフの商品一覧ページは、そのことが分かりやすく記載されています。


これであれば、その内のひとつの商品内容をしっかり確認しておけば、わざわざ他の金融機関の商品名が異なるだけの変額個人年金保険をいちいち詳細に見ていく手間が省けます。細かいところで取り扱い金融機関によって異なる点があるみたいですが、他社商品との比較やランキングという観点から言えば、その差異は無視できる程度のものです。


それなのに、マニュライフ生命の変額個人年金保険の商品一覧ページにはそんな記載はありません。私は最初は、まったく仕組みの異なる商品がこんなにあるのか?と一瞬期待してしまったのですが、その期待はあっさりと裏切られました。つまり、商品名が異なるだけのモノがタブって置かれているのです。


この判別・分類だけでかなり時間を浪費してしまいました。三井住友海上メットライフなら一目で分かるのに、マニュライフ生命のこの体たらく・・・。私ならこの段階でマニュライフに落第点を与えます。消費者の視点にまったく立っていないからです。


比較してみると、変額個人年金保険の国内シェアNo.1のハートフォード、2位群の中では住友生命。この2社のサイトはかなり親切です。商品説明もとても分かりやすいです。


私はサイト一つとってみても、その保険会社の顧客に対する態度が現れると思っていますので、マニュライフ生命には厳しい評価を下さざるを得ません。


よって、この勝負、三井住友海上メットライフの不戦勝!・・・・としたいのですが、それでは皆さんのお役に立てないので、あえて細かく見ていきたいと思います。

まずはマニュライフ生命の変額個人年金保険の商品群を確認して、マニュライフ内での比較・ランキングをして、自分的に一番おすすめと思えるものを選ばなくてはなりません。


「マニュステップ」
医療保険などを含んだ複合保険。元本保証がないので、話にならない。


「夢の定期便」
新変額年金保険IV型。毎年もらえるのが基本年金額の1%と少ないうえに、仕組みが何とも分かりづらい商品なので、おすすめ出来ません。


「みらい記念日」
新変額年金保険IV型。商品説明に使われる用語が異なるだけで、「夢の定期便」と同様。


「一番星」
年金原資保証IV型。目標設定型。運用期間(10年)満了時の運用成果にかかわらず、年金原資の保証があるが、取り扱いは2つのファンドで異なる。うち一つは、基本保険金額の90%を最低保証。ただし、3年間運用を延長すると100%保証される。もう一方は最初から100%。運用期間中の死亡には、死亡給付金として基本保険金額の100%を最低保証。・・・マニュライフ内には他に105%保証の商品があるので、おすすめはしません。


「マニュプライムプラス」
年金原資保証IV型。目標設定型。原資保証。一番星と同じ。


「びっくり箱」
年金原資保証IV型。目標設定型。原資保証。一番星と同じ。


「マニュライフ投資型年金」
年金額ラチェット型。ラチェット=ステップアップということでしょう。毎年判定され、一度あがったラチェット金額は下がらない。運用期間満了時(契約日から10年後の契約応当日)のラチェット保証額は、基本保険金額の105%が最低保証されます。ただし、基本保険金額の105%が最低保証されるのは、特別勘定年金での受け取りまたは終身保障に移行した場合。つまり原資保証型ではなく、年金総額保証型ということです。ファンドの選択を柔軟にできるのが最大の特徴。


「ステップライフ」
年金総額保証U型。全期間特別勘定で運用。ステップアップ型。最短1年の早期受取プランあり。年金支払期間中に被保険者が亡くなった際の死亡一時金と既にお支払いした年金の累計額との合計額は、「早期受取プラン」では一時払保険料の100%、「ボーナスプラン」では一時払保険料の105%(据置運用中であれば100%)が最低保証されます。年金支払保証総額と積立金額のいずれか大きい金額を死亡給付金(据置運用期間中)または死亡一時金(年金支払期間中)として支払われます。


「マニュポート」
年金総額保証U型。ステップライフと同様。

「マニュエース」
年金総額保証U型。ステップライフと同様。


以上、マニュライフ生命の変額個人年金保険の中で、私なら「マニュライフ投資型年金」か年金総額保証U型の商品を選びます。ともに105%の受取総額保証がある上、年金受取中も特別勘定で運用され、なおかつその成果を毎年の年金額で受け取ることができます。


これは、三井住友海上メットライフの年金受取総額保証プランである「AGシリーズ」よりも優れた特徴と言えます。AGシリーズも年金開始後の特別勘定による運用を行いますが、その成果は最後の年金受取時にまとめて支払われます。その時に積立金に残りがなければ、どこかで一時的に運用益が出ていても、それを享受することはできないということです。


マニュライフなら運用益が出て一度ステップアップなりラチェット判定がされれば、増加した年金額はその後も下がりません。これはメットライフなら早期受取終身年金プラン「LGシリーズ」の特徴です。しかしLGシリーズは終身年金で元本保証は100%止まりです。


終身年金については判断が難しいところです。長生きというリスクに備えるという年金の本来の目的を考えると、合理的なのですが、その分毎年受け取る年金額は極端に抑えられてしまいます。(メットライフのLGシリーズはマシな方です。他社の終身年金で逓増型のものは初期の年金額が呆れる程に低いです・・・。)


80歳半ば以上まで長生きすると、積み立て金(一時払い保険料+運用差益)がなくなっても年金をもらえるというメリットを享受できるケースが多いので、本当に判断が難しいところですが・・・


  1. 私自身、あまり長生きしそうな気がしないこと

  2. 早く死んだ場合には、死亡保障としてトータルでは一時払い保険料が保証されるとはいえ、生きている間に受け取れる金額が結果として抑えられているわけで、もらえる楽しみがあまり味わない。


という点を考えると、私なら終身の個人年金保険には入らないです。


そうすると、メットライフのLGシリーズではない。さらにメットライフのAGシリーズよりも、マニュライフの「投資型年金」か「年金総額保証U型」の商品の方が優れた特徴(私的には)があることは、先ほどお話した通りなので、選択枝から三井住友海上メットライフが消えてしまうことになります。


前半にマニュライフ生命の公式サイトの分かりづらさを散々非難したというのに、何とも意外な結果になってしまいました。


で、マニュライフの「投資型年金」と「年金総額保証U型」でどちらを選ぶのか。私なら「投資型年金」です。理由は運用ファンドの比率をいじれること。スイッチングと言います。


マニュライフの「投資型年金」は最低運用期間が10年となっています。その間に経済情勢がどう変わるかは神のみぞ知る、です。なのに、10年もの間、ファンドの構成を固定してしまうというのは、ほとんど自殺行為に近いと思うんです。


特に私の場合、年金受取期間中も特別勘定で運用を継続したい意向があるので、運用期間は超長期となります。ファンドの可変性はぜひとも欲しい機能なんです。


素人ができるファンドの判断なんてタカが知れていますが、今回のように急激な世界同時不況などの変化に対応するために、株式の資産配分比率を60%まで高めた「インデックスバランス60AR」の比率を下げ、多数の投資信託への分散投資を通じて安定的に運用する「バランス25AR」の比率を上げる、という単純な判断くらいはできます。


素人だって、大雑把に大局くらいは分かりますから、ファンドのスイッチングができるに越したことはないというのが、私の考えです。


・・・・長くなりましたが、今回の勝負、マニュライフ生命の「投資型年金」の勝ちです。大番狂わせ?

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